【側弯症】術後4日目〜術後7日目
側弯症手術備忘録②
術後4日目
歩行練習
朝はまた痛みが強くて座薬をイン。おかげで痛みは落ち着いていました。
リハビリでサークル歩行器を用いて病棟内の廊下を1周ぐるーっと歩けたよ。
点滴、ドレーン、バルーンがつながっているから歩くのも一苦労。
食欲はまだなかったけど、ウィダーインゼリーが横になってても気軽に飲めて助かりました٩( ᐛ )و入院や手術控えている方におすすめです!
洗髪
4日もシャワーに入っていないから前髪がワックスをつけたみたいにベトベトになってきて・・看護師さんに洗髪をお願いしました٩( ᐛ )و
新人看護師さんで手こずっていたので母がすかさず代わってガシガシやってくれました!すっきりしたー!!!♪( ´θ`)
入院環境を快適に
だんだん元気も出てきて暇だったので、彼がベッドの柵にiPhoneを取り付けるアームを設置してくれました(笑)
寝たままの状態でドラマが見れる〜♪
起き上がるのはまだ辛いので助かりました♪( ´θ`)
それと38度以上の熱が続いていて暑い暑い言ってたので扇風機も取り付けてくれました!!かなり快適な入院環境にww
先生は3日目の昼には大体の人が痛みなくなるよ〜と言っていたのですがみんなよりも若くないからか普通に痛みは続いていました( ; ; )
この日の夜も眠剤と痛み止めを交互に使って断続的に睡眠をとりました。
術後5日目
バルーン抜去
尿管がやっと抜去されました!すっきり♪( ´θ`)だんだんと管がなくなるのは嬉しい!
心配だったトイレも、歩行器ですんなりと行けました。慣れてきて点滴棒だけで歩けるように。
便秘
今日で排便が7日間出ていません。
お腹がパンパンに張ってキツイ。下剤も数日前から飲んでますが効果なし( ; ; )
今日からトイレも行けるようになったしできる範囲で歩くように心がけました。
母がきてくれたので一緒に廊下を4周歩きました。
痛み止め変更
今日の朝から内服薬に強めの痛み止めが加わりました。(トラムセット)
そのおかげで今日は点滴、座薬での痛み止めなしでも過ごせました♪( ´θ`)
そして毎日面会にきていた家族ですが、母は地元に一旦帰ることに。1週間後またきてくれるそうですが3日間だけです_:(´ཀ`」 ∠):
彼も仕事に戻るため、次会えるのは土日だけ。都内から近い病院だったらよかったのになぁ・・。
術後6日目
ドレーン、点滴抜去
今日で点滴が終了になったので点滴の針抜きました♪
身軽になったので背中の記念撮影(笑)
そしたら先生が来てドレーンも抜去!
傷口のガーゼもフリーになったよ。
これで全ての管がなくなったー!!♪( ´θ`)すっっっっきり!
寝返りのときにドレーンの管が引っかかることもなくなる♪
久しぶりの・・
歩行器で売店まで1人で行っていいよと許可がでたので、午後姉と病院のカフェでランチしました!
言ってはいけないけど病院食がすっごく味が薄くて・・・・久々のカフェランチがめちゃくちゃおいしく感じました( ; ; )
それにやっと排便もでてくれて楽になりました。
姉は数日ぶりに会ったのですが、私の回復に驚いていました。てっきりまだ寝たきりかと思っていたみたいです(笑)
術後7日目
感覚神経切断
今日からシャワー許可が出たのでさっそく入ってきました♪
シャワー自体はゆっくりだけど何とか1人で入れました。
背中の感覚が全くないので傷の痛みとかは無かったです。お湯が当たっている感覚が背中だけなくてなんだか気持ち悪かったです。
先生曰く、手術によって感覚神経も切断されているようで半年〜1年かけて徐々に感覚は戻ってくるみたいです٩( ᐛ )و
背中を曲げちゃいけないから着替えに時間がかかる。特にズボンが難関!
初めて鏡で傷を見ました!
思ったよりも短くてなんだか可愛い!←
写真だとまっすぐになったのが分かって嬉しい♪( ´θ`)
【側弯症】入院〜術後3日目
側湾症手術備忘録①
入院
大体2週間前後の入院期間になるため個室を選択。
イヤホンなしでテレビやドラマを見たり電話もできるので個室入院おすすめです。
夕方に家族が来てくれて皆でワイワイ食事٩( ᐛ )و
明日は1日食べられないからと思っていっぱい詰め込んだww
手術当日
手術直前も緊張はなくリラックスした状態で手術室まで行き、家族に「じゃあ行ってくるね!またね〜!」と笑顔でバイバイしました。
手術台に乗り、すぐに麻酔が導入される。そこから記憶なし。
目を覚ました時は、手術を終えてベッドのままICUに向かっているときでした(手術当日はICU管理で翌日整形外科に転棟)。ぼんやりしていてまたすぐに寝落ち。
激痛と口渇感
次に目を覚ましたときは激痛。背中に重たいレンガを何個も貼り付けられているような異物感。その異物感と痛みのせいで息が吸えなくて苦しい。痛い。
母と彼が話しかけてくれるんだけど、「うん」と言うのもしんどい。
何より一番辛かったのは喉の渇き。術後4時間は飲水禁止。本気でこのまま枯れて死んでしまうんじゃないか?と思うほどの口渇感。
必死に看護師と母に「スポンジブラシを水で浸して口の中を濡らしてほしい」と伝えました。口の中に水分が入るだけで生き返る_:(´ཀ`」 ∠):
看護師さんから「寝返り打ちたいときは必ず教えてくださいね」と言われ、寝返りのたびに体交枕を入れてくれました。
そしてここから夜勤の看護師に交代するのですが、この看護師がまあ最悪で。
冷たい看護師
看護師「自分で寝返り打てる?自分でやれることはやってね」
ええええええぇ自分で寝返り打てるわけないでしょ!さっきの看護師と言ってること違うじゃん!!!と思いながらも看護師が怖いので必死にベッドの柵に掴まって寝返りを打ちました。息を切らしながら_:(´ཀ`」 ∠):
スポンジブラシで口内を濡らすことも「飲んでるのと変わらない!」と禁止されてしまいました。。
先生が診察に来たので1時間早く飲水可能にしてくださいと懇願。
先生「覚醒もいいし、OKだよ!」
その後 看護師が来たのでそのことを伝えると、
看護師「そんなの私聞いてないよ。先生帰っちゃったし(笑)」
ええええええ・・もうこの人なんなの?私を○す気なの???
私「でも先生OKって言ったからいいですよね!!!?」と懇願。
看護師「ん〜まあ先生が言ったならいいかぁ」←呆れ顔
そしてやっっっっっっと水を飲めました・・・人生で一番美味しかった水です。
看護師「量測ってるからちゃんと全部飲んでくれない?」
\!!!だ・ま・れ!!!!\\٩(๑`^´๑)۶////
言っていることは正解なのかもしれないけど冷酷で、この看護師の手のひらで転がされているような最悪な気分でした。
そして手術後の夜は全然眠れなかった。
目を閉じてそろそろ1時間くらいかな?と思って時計を見ると数分しか経っていなかったり・・1分1秒がこんなに長く感じたのは初めてでした。
術後2日目
一般病棟に転棟になりました。
まだ痛みが強く言葉を発することができませんでした。息を吸うのも辛かったので浅い呼吸をしていました。38度以上の熱が出て体が熱い。
ようやく話したと思えば、「何で手術受けたんだろう」と弱音を吐いて家族を困らせてしまいました。
ひたすら痛みに耐える
頭だけギャッチアップしてご飯を食べたけど苦しくて数口で終了。
携帯も見る気にもならず、ただひたすら次の痛み止めが来るのを待っていました。
夜から強めの痛み止めが投与され、点滴後は少しだけ痛みがマシになり、1時間くらいは眠れたかな。
術後3日目
今日は全身清拭と陰洗をされました。バルーン入ってるからね。
まさか自分がこんなに早くこれをされる側になるとは・・_:(´ཀ`」 ∠):ww
心電図モニターが外れてちょっとすっきり。
新人看護師さんから「今が一番痛み辛いですよね。痛みが強い時はいつでも言ってくださいね」と言われて泣いてしまいました。
リハビリ開始
そして午後からリハビリが始まりました。
それまで床上安静だったので不安でしたが割とすんなり起き上がり、立ち上がりできました!むしろベッドの頭だけ上げるよりも楽!!!
リハビリの方の手を持って部屋の中をぐるっと歩きました。リハビリ前の座薬が効いて、家族が面会に来た時は談笑できるようになりました。
ベッドに座ることで背中の圧迫感がなくなり、ご飯を食べられるように!
歯磨きも普通にできることがこんなに幸せなんて!
フットポンプも撤去されました!!
【側弯症】手術を受けた理由、術前検査と処置
現役看護師が側弯症手術を受けようと決めた理由
側弯症の診断
小学校で毎年行われる定期検診で側弯症が発覚しました。
しかし私の両親は病院嫌い_:(´ཀ`」 ∠): 「子供がコルセット生活なんて可哀想」と整形外科の受診はさせてもらえませんでした。
その代わり、親が紹介したカイロプラクティックや整体に通っていました。
カイロプラクティックや整体の先生たちも皆口を揃えて「側弯症の手術は最悪だ。背中が曲げられなくなって生活が不自由になる、危険だ」と言うので私もその言葉を信じきっていました。
ただ、ある先生は「もし手術を受けるなら骨の固まる28歳までに受けなさい」と言っていて、なんとなくその言葉はぼんやり覚えていましたが「あと10年もあるし〜」と受け流していました。
側弯症による症状が出てきた
一般的な側弯症の症状としては、
- 外見上の異常
- 変形による背部痛や腰痛
- 神経症状
- 呼吸器症状(肺や心臓を包む胸郭の変形により肺活量減少、息切れ)
大体これらの症状が挙げられますが、私は幸いそれらの症状はなく過ごしていました。
看護師が動き回る仕事だったので逆によかったのかもしれません。患者の移乗なども難なくこなしていました。
しかし美容看護師として働き出して1年程経過した頃に、肩こり、首の痛みがひどくなってきました。痛いというよりも詰まるという感覚です。
それと呼吸困難感も出てきたのです。歩いている最中、息切れで立ち止まることが増えました。息を吸っても酸素を吸っている感覚がなくて、両肩をあげて必死に呼吸していました。
その時点で27歳。このままではまずいと思い手術を視野に入れるようになりました。
見た目の問題
右の肩甲骨が出ているタイプでしたが服を着ていれば目立ちませんでした。
でも堂々と水着を着られる友人を見ては羨ましいと思ったり。右から見ると猫背に見えるので気になる人と歩く時は自分が右側を歩いたり。。
そんな中彼との結婚が決まり、「背中の開いたドレスをかっこよく着たいな〜」とか色々な想像を膨らませます。やはり不安なのは側弯症でぐにゃっとなった背中をみんなに見せてしまうこと・・。
でも今手術を受ければまっすぐな背中で結婚式が挙げられるのではないか?
症状も辛いし、結婚式後となると妊娠や出産も考えなくてはいけない。結婚式前の今が一番ベストなタイミングなのではないか?と考えるように。
手術前にドレス試着をしたときの写真です。少し分かりづらいですがドレスのラインやリボンがぐちゃっとなっています。
実際に側弯症手術を受けた方の声
私は某脱毛クリニックで看護師として働いていました。毎日たくさんの方を見るのですが、お客様の中には側弯症手術を受けた方も何人かいらっしゃいました。
そのお客様達の施術についた際、手術について聞いてみました。
皆様共通して、「学生の頃に受けたから手術のことはあまり覚えていないけど日常生活で困ることは特に無い」と言うのです_:(´ཀ`」 ∠):
また、側弯症手術経験者のブログを読んでみたり。その方も手術後数ヶ月でダンスに復帰しているようでした・・・。
「カイロや整体の先生、両親が言っていたことは大袈裟だったのだろうか」。今まで側弯症手術=悪というイメージを持っていた私には衝撃的でした。
それと同時に側弯症手術を前向きに考えるようになりました。
初めての側弯症外来で手術決定
私は思い立ったら即行動!の性格なのですぐに整形外科を受診しました。
27歳、これが人生で初めての側弯症外来です。電車で1時間くらいのところに側弯症手術の名医がいる病院があったためそこにしました。
レントゲン検査をしてから先生の診察。とてもノリのいい先生でした。
「曲がってるね〜。手術する?この日なら空いてるよ〜」
とその場で2ヶ月後に手術を予約(笑)
あまりにも一瞬で手術が決まってしまったので、手術後いつ日常生活に戻れるのか、結婚式を9ヶ月後に控えているが大丈夫なのか質問した。
先生からは、「手術後1週間で日常生活は送れます!結婚式も余裕ですよ!」と一言。
頼もしいくらい自信満々でこの先生にお願いしようと決めました。
こうして結婚式の9ヶ月前に急遽手術を受けることに٩( ᐛ )و
相変わらず自分の決断力の速さにはびっくりです。。
家族、職場への報告
手術日が決定してから両親にはメールで手術のことを伝えました。母は私の最近の症状を知っていたので少し安心したような感じでした。
父はやはり、「良いカイロの先生を紹介するよ」と言ってきました。
父には申し訳ないが、何年もカイロに通っていて効果が無いこと、最近は症状が辛く手術を受けたいことを伝えると「辛かったね」と一言返事が来ました。やっと分かってもらえて嬉しかったです。
急遽手術日が決まったため職場には「2ヶ月後に手術します。休職させてください」といきなり伝えました(笑)
せめて3ヶ月前に言ってほしかったと言われましたが。結果的に、休職は3ヶ月までという決まりがあったので術後退職しました。
側弯症手術の術前検査と処置
採血、レントゲン、MRI
初めてのMRI。閉所恐怖症の人なんかはパニックになったりすることもあるみたいですが爆睡していました٩( ᐛ )و
呼吸機能検査、心電図
呼吸機能検査では器具をくわえて思い切り息を吹き込むのですが、すぐに息切れしてしまいなかなか吹き込めませんでした。
何度やっても検査結果が良くなくて、隣接の呼吸器内科を紹介され、その日に検査をしたのですがやはり平均よりもかなり悪い数値が出てしまいました。
また、私は元々徐脈です。
脈拍数基準値が60〜90回/分で、それを下回ると徐脈になるのですが私の場合は平常時脈拍数40〜50回/分_:(´ཀ`」 ∠):
ということで別日に循環器外来も受診することに。
特に問題はなくただの徐脈でした_:(´ཀ`」 ∠):ホッ
自己血輸血の貯血
手術中輸血が必要になった際に使うための輸血を術前にとります。
量が多いので1週間に1回、合計3回とりました。
家から病院まで1時間半かかるので帰りがちょっとしんどかったです。
手術前の検査や処置だけで、6回ほど通院しました_:(´ཀ`」 ∠):
【衝撃】側湾症手術ビフォーアフター
側湾症手術での見た目の変化
こんにちは
今日は側湾症手術についてです。
私は2019年の夏頃、側湾症手術を受けました。
今は術後8ヶ月ですね٩( ᐛ )و
側湾症手術は大体の方が小中学校の検診で発見されて
学生のうちに手術する方がほとんどだと思います。
「なので20代の手術は久々〜!」と
看護師さんに言われていました(笑)
それではビフォーアフター写真
手術前に記念に!と思い彼に後ろ姿を撮ってもらいました♪
写真を見て「こんなに歪んでるの!?」とびっくり( ゚д゚)
これでも先生曰く、歪みは軽い方で手術適応ギリギリラインみたいです!
だいぶ変わりましたよね!
右の肩甲骨は相変わらず出ていますが、背骨はまっすぐになりました!
次回の記事で詳しく手術について書きま〜す!
自己紹介
初めまして
コロナウイルス感染拡大で自粛中のため
ブログを始めることにしました٩( ᐛ )و
経歴
平成4年生まれの27歳女子です
看護大学を卒業後、大学の友人らと上京し、
700床ほどの救急病院で3年間看護師として働いていました。
混合病棟配属だったのですが、配属された新人は私のみ
注意散漫な私はミスも多く、いつも先輩に怒られていました
役職者からはパワハラを受けたことも٩( ᐛ )و
やってらんねえ!ということで某脱毛クリニックへ転職。
ルーチンワークが得意な私は重宝されました(笑)
人間関係も良くそれなりに楽しくやっていたのですが、
ふと持病の脊柱側湾症の手術のタイムリミットが迫っていることを思い出す。
「確か28歳までに手術しないといけないんだよなあ」
と軽いノリで去年の夏手術を受けました。
半年間は看護師の仕事ができないため、
美容クリニックを退職することに٩( ᐛ )و
ようやく療養期間を終え、いざ就職活動!
という時にコロナウイルスの感染拡大( ; ; )
美容クリニックにも影響があり・・
コロナに感染するのも怖いから
まだ働かず自粛してるか・・・と現在に至ります。
今はテレワーク中の彼と2匹のにゃんこと
ぐうたら過ごしております。
これからどうぞよろしくお願いします。